オールハウス株式会社 > オールハウス株式会社の広島不動産コラム一覧 > 建物の断熱性能とは?国の定めた基準について解説!

建物の断熱性能とは?国の定めた基準について解説!

建物の断熱性能とは?国の定めた基準について解説!

建物を建てる際、断熱性能はできる限り高いほうが、夏は涼しく冬は暖かい生活を送ることができます。
室内の温度を一定に保つために必要な断熱性能ですが、実は、断熱性能には国が定めた基準があるのです。
今回は、建物の断熱性能の基準について解説します。

弊社へのお問い合わせはこちら

建物を建てるなら知っておきたい!断熱性能等級とは?

断熱性能の指標のひとつに断熱性能等級(以下、断熱等級と示す)という建物の断熱性能の高さを示す指標があります。
現在、断熱等級は等級1~等級4(国の基準では4が最高)まであり、等級が上がるほど断熱性能も高くなります。
実は断熱等級とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称「品確法」)において定められた指標のことです。
なかでも等級4は開口部(玄関や窓の部分)に複層ガラスを使用するなどの規定があります。
また、住まいの断熱化に関わる法律には品確法のほかに、建築物省エネ法があります。
建築物省エネ法は平成27年7月に公布され、「誘導措置」と「規制措置」の2つから成り立っている法律です。
断熱等級が高くなれば快適な生活が送れるだけでなく、住宅ローンを組む際に金利の引き下げなどの優遇が受けられるメリットがあります。
たとえばフラット35を利用する場合、対象となる住宅が断熱等級4の基準を満たしていれば、当初5年間の金利引き下げの優遇が受けられるのです。

断熱性能の高い建物とは?高性能の家を建てよう!

現在の断熱等級は、4が最高となっています。
しかし、実はこの等級4を超える高性能の建物も存在するのです。
たとえば、ZEH住宅と呼ばれる建物は高気密高断熱を実現することによって、等級4を凌ぐ断熱性能を誇っています。
また、HEAT20という基準を用いた住宅はZEH基準の住宅よりもはるかに厳しい数値をクリアしているため、断熱性能はさらに高くなるのです。
HEAT20にはG1~G3まで3つのグレードがあり、グレードが上がるにつれて断熱性能は高くなります。
また、ZEHやHEAT20は単純に高気密高断熱というだけではなく、省エネルギーという観点から見ても高い性能を誇る住宅です。
さらに、健康改善効果や光熱費の軽減など、住む人の健康面や経済面にもメリットがある住宅だと言えます。
たとえば断熱性能が高い住宅はエアコンなどの使用頻度が減り、年間およそ3.5万円分もの冷暖房費を削減できるケースもあるのです。
ただし、これらの基準を満たす高性能な物件は現在の建売住宅ではまだまだ少なく、今後に大きな期待が寄せられている状態です。

断熱性能の高い建物とは?高性能の家を建てよう!

まとめ

住宅の断熱性能には等級があり、現在の国の基準では等級4がもっとも優れた等級になっています。
この等級4を超える基準がZEH基準やHEAT20という基準となりますが、現在の建売住宅にはほとんど適用されていない特徴があります。
オールハウスでは、新築一戸建て情報もご紹介しております。
広島市でマイホーム購入をお考えなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら

≪ 前へ|マンションに住むなら知っておきたい!「修繕積立金」とは?   記事一覧   広島市南区を散策しよう!おすすめの公園を紹介!|次へ ≫

トップへ戻る