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中古住宅購入時の既存住宅売買瑕疵保険の手続きをする際の流れをご紹介

中古住宅購入時の既存住宅売買瑕疵保険の手続きをする際の流れをご紹介

中古の住宅を購入するときに、いちばん注意したいのがその建物の欠陥や修繕箇所についてです。
購入前に家の状態をしっかり見たつもりでも、購入後に欠陥や修繕が必要な箇所が見つかることは少なくありません。
そこで今回は、中古住宅を購入する際に知っておきたい既存住宅売買瑕疵保険についてご紹介します。

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中古住宅購入の際に知っておきたい既存住宅売買瑕疵保険とは?

既存住宅売買瑕疵保険とは、中古の住宅を購入する場合の検査と保証が組み込まれた保険制度です。
建物の欠陥や不具合のことを瑕疵と言いますが、家の売主には契約不適合責任が課せられています。
そのため、購入後の定められた期間であれば瑕疵が見つかった際には、買主に責任を問うことが可能です。
ただし、その期間を過ぎてから瑕疵が見つかった場合は、買主が修繕費用などを負担しなければなりません。
そのような場合でも、この保険に加入していれば修繕費用をはじめとした補償を受けることができるのです。

中古住宅を宅建業者から買う場合の既存住宅売買瑕疵保険手続き

宅建業者が中古住宅の売主である場合の既存住宅売買瑕疵保険手続きの流れについてご紹介していきましょう。
はじめに保険法人に事業者登録をして申し込みをすると、保険法人による検査がおこなわれます。
その後、建物の引き渡し前に保険証券の発行申請をし、引き渡しのときに保険証券を受け取るという流れです。
修繕に必要な費用を補償してもらえる保険期間は5年間か2年間となっています。
保険金は、構造耐力や雨水の浸入防止、給排水管路、給排水設備や電気設備などの対象部分ごとに金額が決められます。

中古住宅を個人から買う場合の既存住宅売買瑕疵保険手続きの流れ

契約不適合責任が義務にはなっていない個人による売却では責任を負う期間が短いため、既存住宅売買瑕疵保険に加入しておいたほうが安心です。
宅建業者ではない個人から中古住宅を購入する場合でも、既存住宅売買瑕疵保険手続きの流れになります。
はじめに保険法人に検査機関登録をして申し込みをし、保険法人や検査機関の検査を受けます。
その後は宅建業者から購入した場合と同じように、保険証券の発行申請、保険証券の受け取りという流れです。
修繕に必要となる保険金を補償する保険期間は5年間または1年間です。
保険金も業者の場合と同じように対象部分が決められており、それぞれに金額が決められます。

中古住宅を個人から買う場合の既存住宅売買瑕疵保険手続きの流れ

まとめ

中古住宅を購入する場合は、その建物に瑕疵がないかどうかが重要な点になります。
既存住宅売買瑕疵保険とは、契約不適合責任の期限を過ぎてから発見された場合にも修繕費用を補償してもらえる保険制度のことです。
この保険に加入しておけば、万が一のときに多大な出費を抑えることができるので安心です。
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