一戸建て購入後には、5年や10年などのスパンで外壁や屋根などのメンテナンスや修繕をしなければなりません。
そこで今回は、屋根修理が必要な場合の時期や費用相場、火災保険の適用ができるかどうかを解説します。
ぜひ、一戸建て購入後に屋根修理を検討している方は記事を参考にしてみてください。
一戸建ての屋根修理の時期とは？
一戸建て購入後の屋根修理の時期は、素材により異なります。
理由は、素材ごとで耐久年数やメンテナンス時期が変わるからです。
たとえば、スレート素材の場合、耐久年数は15〜20年、メンテナンス時期は、10〜15年。
瓦素材の場合、耐久年数は50年以上、メンテナンス時期は、10年〜15年。
ガルバリウム銅板などの金属は、耐久年数が20〜40年、メンテナンス時期が20〜30年になります。
これらのメンテナンス時期に破損などが見つかった場合に屋根修理が必要となります。
また、災害などの場合にもメンテナンス時期以外に修繕する必要が出てくることもあるでしょう。
一戸建ての屋根修理にかかる費用相場
費用相場は、コーキングや屋根材の差し替えなどの部分的なのか、リフォームや屋根全体の葺き替えなどの全体なのかにより変わってきます。
一般的な屋根修理では、足場が必要ないことが多いですが、全体の修繕をする際には必要です。
延床面積30坪ほどの2階建ての場合、1㎡あたり600〜1,000円の足場代がかかります。
コーキング修理や屋根材の差し替えの場合は2,000円～6万円、雨樋修理の場合は3,000円～10万円、瓦の交換の場合は1～6万円、内部からの雨漏り修理や補修は、5～30万円ほど費用がかかるといわれています。
なお、目安は30坪あたりとなっており、建物構造や使用している素材などによっても変わってくるため、業者へ見積もりなどをおこないましょう。
一戸建ての屋根修理は火災保険を使える？
屋根修理は火災保険が使えるかは、破損した原因などにより使える可能性があります。
たとえば、台風や突風などの自然災害によって屋根修理が必要となった場合は、加入している補償内容により対象であれば使えるでしょう。
ただし、加入している内容は保険会社の商品や個人のプランにより異なりますので、保険会社へ確認が必要です。
なお、条件を満たしているかの判断基準もそれぞれ異なるため、お問い合わせの際に確認すると良いでしょう。
まとめ
一戸建ての屋根修理の目安の時期は、素材ごとのメンテナンスのときです。
雨風に長年打たれた屋根は破損していることがあるため、必要に応じて修繕する必要があります。
なお、費用は面積や施工内容により異なりますので、業者に見積もりなどを取るようにしましょう。
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