マンションに住んでいる間に、そのマンションの敷地内で事故が発生するというリスクがあります。
起こりうる敷地内事故の例としてはどんなものがあるのか、マンションの資産価値に影響が出てしまうのか、やっておくべき備えとしてはどのようなものがあるか、今回はそれらについて解説します。
マンション敷地内で起こりうる主な事故の例
マンション敷地内で起こりうる事故は、大きく分けると共有部分での事故、専有部分での事故、自然災害による事故の3種類に分けられます。
共用部分の事故例としては外壁やタイルの剥がれ落ちによるマンション住民の負傷、エレベーター故障などが挙げられます。
専有部分では住民の不注意による漏水や専有部分からの落下物などが挙げられるでしょう。
そして自然災害は、台風や地震などによる建物や設備の被害が代表的な例として挙げられます。
マンション敷地内の事故がマンション資産価値に与える影響
マンション敷地内の事故発生は、マンションの資産価値に影響を与える可能性があります。
とくにマンション共用部分の美観・外観は、マンションの資産価値に大きな影響を与える要素です。
たとえ専有部分に問題がなくとも共用部分が事故で破損などしているとマンションのイメージ自体が低下し、資産価値を下げてしまうという悪影響が出やすいのです。
さらに、共用部分の欠陥が原因で事故が起こった場合や、事故の爪痕がいつまでも残っている状態だとマンションの管理状態が悪いと見なされやすく、資産価値により大きな悪影響を与えてしまいます。
マンション敷地内の事故への備えとしてやっておくべきこと
マンション敷地内の事故への備えとしてやっておくべきこととしてまず挙げられるのが、管理組合向けの火災保険への加入です。
共用部分に被害が発生しても火災保険でカバーできるようにしておきましょう。
また、経年劣化が起きやすい外壁やタイル、給排水設備などを中心に定期的な点検を怠らないという管理体制の強化も求められます。
他にも、死角となりやすい場所には注意喚起の貼り紙をする、駐車場などで衝突リスクが高そうな場所にポールやミラーを設置するなどの工夫を加えるのもおすすめです。
マンション住民個人としてやるべき備えは、専有部分の定期的な清掃や点検です。
ガス警報器や火災警報器・避難ハッチなどを点検し、漏水トラブル防止のために配水管も定期的にきちんと清掃しておきましょう。
そして自然災害に備えて、防災用品をある程度揃えておくこともおすすめします。
まとめ
マンション敷地内においては、共用部分でも専有部分でも事故が起こる可能性があります。
事故の影響でマンションの資産価値が下落してしまうリスクもありますので、事前にできるだけの備えはしておくことをおすすめします。
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