新居を探すときに、新しい家より古民家のほうが良いと考える方は少数派でしょう。
しかし新しい家に比べ安く購入できる古民家を購入し、それからリノベーションをすることで住みやすい家に変えてしまう方もいらっしゃいます。
今回は古民家をリノベーションする魅力や必要な費用、利用できる補助金について解説します。
古民家をリノベーションする魅力とは?
古民家をリノベーションする大きな魅力は、古民家の弱点である家の強度を上げられることです。
見た目そのものも新しくできますが、古民家の雰囲気だけは残しつつ内装や耐久性を新しい家と同等にできます。
古民家は、住む側にとって固定資産税が安く済むのも大きな魅力です。
なぜなら、固定資産税は築年数により税額が決まるため、新築に建て替えるより税金を抑えられるからです。
古民家リノベーションにかかる費用は?
リノベーションは家の一部だけか、それとも家全体をリノベーションするかで費用が大きく変わってきます。
元の家の状態によっても費用が変わり、これまで実施されてきたリノベーションの実例を見てもかかった費用は大きく差があります。
たとえば、築80年の古民家の間取り変更や水回り・外装などの一部の修繕だと2,200万円、築123年の古民家を耐震補強込みで一部バリアフリー化するとなると3,750万円かかるのです。
さらに、古民家は耐震・断熱といった点で現在求められる基準を満たしていない物件が多いです。
これを現在の基準を満たす状態にまでしようとするなら、最低でも150万円~300万円ほどの予算を求められます。
リノベーションの相場は一概に言えませんが、多額の費用がかかるとなれば新しい家を購入する以上の初期費用が必要になる可能性もあります。
古民家リノベーションで利用できる補助金制度は?
古民家のリノベーションは多額な費用がかかりますが、補助金制度を利用できればその負担が軽くなります。
補助金が適用になる主なリノベーションは、耐震制度を向上させる工事・省エネに関わる工事(LED設備・太陽光パネルの設置など)・バリアフリー化の工事です。
国の古民家再生補助金に加え、空き家対策をしたい自治体が独自の補助金制度を用意している場合もあります。
補助金制度がある場合でも自治体によって適用条件・金額が異なるので、リノベーションをする際は工事をする前に古民家がある自治体の補助金制度を調べるようにしましょう。
また古民家のリノベーションは一定の条件を満たしていると、補助金だけでなく所得税などの減税対象になる場合もあります。
まとめ
古民家のリノベーションは耐震性や断熱性の向上などができ、築年数の古い家でも快適に過ごすのに役立ちます。
数百万円以上の費用が必要なデメリットもあるため、国や自治体の補助金制度をうまく活用するようにしましょう。
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