これからマイホームの購入を検討されている方のなかには、まずは気に入った土地を購入してから住宅の建築をされる方も多いのではないでしょうか。
とくに、住宅ローンを利用せず現金で土地を購入したい場合には、押さえておきたいポイントがあります。
そこで今回は、現金で土地を購入する際の費用と、現金で土地を買うメリット・デメリットを解説します。
現金で土地を購入する際にかかる費用
現金で土地を購入する際に実際にかかる費用は、主に次の4種類です。
1つ目は、売買契約を結ぶ際に契約書に貼り付ける印紙代で、金額は売買契約の金額によって変わります。
2つ目は、売買を仲介した不動産会社へ支払う仲介手数料で、こちらも売買代金に応じて金額が変わる点に注意しましょう。
3つ目は、不動産の所有者を変更する際に必要な登記費用ですが、具体的には名義変更にかかる登録免許税と司法書士への手数料を払うことになります。
4つ目は、売主との間でやり取りする、その年の分の固定資産税等清算金です。
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現金での土地購入を選択するメリットとは
現金で土地を購入すると、金融機関などで住宅ローンを組む必要がなくなるため、住宅ローンにかかる金利や手数料の出費をゼロにできることがメリットです。
また、住宅ローンの利用時には、返済不可能な状態に備えて保証会社を利用することになります。
しかし、現金での土地購入であれば、こうした保証会社の利用とそれにともなう保証料の出費は不要です。
さらに、住宅ローンを利用する際には、融資を受けられるかについて仮審査と本審査の2度にわたり審査を受ける必要があります。
ローン審査には3~4週間程度の期間がかかりますが、現金での土地購入にはこの待機期間が不要で、審査時に求められる書類を準備する手間がかからないのもメリットです。
そのほかにも、住宅ローンに欠かせない抵当権の設定をしなくて済むため、その分の登記費用が省ける点もメリットといえるでしょう。
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現金での土地購入を選択するデメリットとは
現金一括で土地を購入すると、当然ながらその分だけ貯金などの現金が減ってしまう点がデメリットです。
生活費を確保したうえで土地を購入できると考えていても、急な病気などでまとまった現金が必要となるケースもあります。
また、住宅ローン控除が利用できない点も、現金で購入する場合のデメリットです。
住宅ローンを利用して土地を購入する際には、10年にわたり所得税の控除が適用されますが、現金での購入ではこうした特例の対象にはなりません。
そのほかにも、多額の現金の取り引きにおいては、税務署調査が入るケースがある点もデメリットといえるでしょう。
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まとめ
現金で土地を購入する際には、契約書に貼る印紙代・所有者変更の登記費用・固定資産税等清算金などがかかります。
土地を現金で買うと、ローンの手数料がかからない点やローン審査が不要になる点がメリットです。
ただし、住宅ローン控除が受けられないなどのデメリットには、注意してください。
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