マイホームがほしいと考えている方のなかには「建売住宅の寿命はどれくらい?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マイホームを購入する価値があるかどうか悩んでいる方は、寿命やメンテナンス方法を知ったうえで検討するのがおすすめです。
そこで今回は建売住宅の寿命や注文住宅との違い、寿命を延ばすメンテナンス方法についてもご紹介します。
建売住宅の寿命の長さはどれくらい?
住宅の寿命といっても、法定耐用年数や物理的耐用年数などさまざまな基準があります。
法定耐用年数とは、固定資産(住宅)を手に入れてから資産価値がなくなってしまうまでの年数です。
法定耐用年数は木造の建売住宅が新築時から22年、鉄骨造で34年、鉄筋コンクリート造は47年のように住宅の構造ごとに法律で定められています。
物理的耐用年数は建物を維持するのにかかせない柱などが機能しているかをあらわす基準です。
建売住宅が完成してから住めなくなり、解体に至るまでの期間は平均で65年といわれていて、環境や住む方の管理次第で快適に暮らせる期間は大きく変わります。
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建売住宅と注文住宅では寿命の長さが違う?
建売住宅よりも注文住宅のほうが長く住めるのではないかと思われがちですが、実は寿命に違いはありません。
建売住宅・注文住宅ともに耐久性や耐震性などの品質を安定させるため、建築基準法でさまざまなルールが定められています。
また、住宅の品質は住宅品確法でも守られています。
住宅品確法は住宅の性能を誰が見ても判断できるようにしたり、10年の瑕疵担保期間を作ったりなど買主が損をしないために定められているルールです。
注文住宅と建売住宅はどちらも建築基準法や住宅品確法に基づいて作られるため、寿命の長さは変わらないと判断できます。
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建売住宅の寿命を延ばすためのメンテナンス
憧れのマイホームを手に入れてもメンテナンスを怠れば劣化が進み、寿命の短縮につながってしまう可能性があります。
たとえば外壁や屋根をメンテナンスせずに放置していると、雨漏りや腐敗、倒壊のリスクが高まります。
リスクを最小限に抑えるためにも10年程度の間隔で塗装を塗り直す、屋根の瓦を点検するなどの対策がおすすめです。
また雨漏りが発生したにも拘わらず放置すると木材の腐敗につながるため、雨漏りに気づいたら早めに修繕を手配するようにしましょう。
とくに住宅品確法の10年保証が切れてしまうタイミングは、雨漏りしている箇所がないかどうかをしっかりチェックしておくことが大切です。
シロアリも住宅の寿命を短縮させる大きな原因になり得ます。
とくに木造の建売住宅は被害を受けやすいため、5年程度の間隔で防蟻処理をおこなうのがおすすめです。
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まとめ
これから建売住宅の購入を検討している方は、住宅における寿命の長さやメンテナンスサイクルを理解しておきましょう。
メンテナンスなどを怠ると住宅における寿命の長さが変わるので、老朽化のリスクを最小限にとどめるためにも、外壁塗装や防蟻処理などをおこなうことが大切です。
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