中古マンションの購入後には鍵交換をおこなうことが一般的です。
しかし、そもそもなぜ中古マンションの鍵交換が必要なのか、その理由を詳しくご存じの方は少ないかもしれません。
そこで今回は、中古マンションで鍵交換をすべき理由と、鍵交換をするときの費用や注意点についても解説します。
中古マンションで鍵交換をすべき理由
中古マンションで鍵交換が必要とされる理由は、万一に備えてご自身やご家族を守るためです。
中古マンションの売却時には、前オーナーがマスターキーやスペアキーを新しいオーナーに渡すケースが一般的ですが、前オーナーがスペアキーを隠し持っている可能性があります。
そのようなケースはまれではありますが、もしもの不安を抱え続けながら暮らすよりは、多少の費用をかけてでも鍵交換をおこなうべきでしょう。
また古いマンションの場合は鍵の防犯性能が低い場合も多く、最新の鍵に交換すれば防犯性能を高められます。
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中古マンションで鍵交換をする際にかかる費用相場
中古マンションで鍵交換をする場合は、中古マンションの購入者が自腹で費用を捻出することが一般的です。
ただし管理会社などが「経年劣化」とみなした場合、鍵の交換費用は売主が負担する場合が多いため、不動産会社に質問しておきましょう。
費用相場は鍵の種類によっても異なりますが、ロータリーディスクシリンダーの場合は1個5,000円～1万5,000円、ディンプルキーの場合は1個1万円～2万円が相場になります。
この金額に作業料・出張料が上乗せされる場合は、平均して1万円前後が追加で請求されるものと考えましょう。
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中古マンションで鍵交換をする際の注意点
中古マンションで鍵交換をする場合は、業者を呼ぶ前に管理組合に連絡を入れて、指定業者などがあるか確認してください。
物件によっては、ゴミ捨て場や宅配ボックスなど共有部分の鍵を兼ねる場合もあるため、あわせて管理組合に問い合わせましょう。
またオートロックを非接触で解錠できるICチップ付きの鍵を利用できる場合もあるため、利用を希望する場合は管理組合に申請して作製しましょう。
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まとめ
中古マンションの鍵交換は、犯罪被害を防いで自分自身や家族を守るためにも必要です。
鍵交換にかかる費用は原則として中古マンションの購入者が支払うことになり、1個あたりの費用相場は5,000円～2万円です。
まずは管理会社に問い合わせをおこない、共有部分やオートロックにも使用できる鍵を作製しましょう。
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