物件の購入は不動産会社の仲介を利用するのが一般的ですが、売主直売物件の選択肢もあることはご存じでしょうか？
状況によってはお得に購入できるケースもある一方で、一般的な売買よりもリスクがある点も知っておく必要があります。
そこで今回は、売主直売物件のデメリットや特徴、購入に必要な知識について解説します。
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売主直売物件の特徴
売主直売（売主直販）とは、不動産会社を介さずに売主と購入希望者が直接交渉し、売買をおこなうことを指します。
売主と交渉を直接するため、要望を直接伝えられる点が特徴です。
不動産会社が間に入らないため、要望に関するレスポンスが速く、やりとりがスムーズに進みやすいメリットがあります。
また、不動産会社に支払う仲介手数料がかからないため、総合的な購入費用が安くなる点も売主直売物件のメリットです。
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売主直売物件のデメリットは不動産の知識が必要であること
一般的な不動産の売買では、取り引きにおける交渉や書類の作成などは不動産会社が担当します。
一方で、売主直売物件を購入する場合、買主はこれらの取引を自分でおこなうことが多いです。
売主直売物件では、買主よりも売主のほうが不動産知識が豊富な場合、足元を見られる可能性があります。
たとえば、売主が自らの書式で契約書を作成し売主に偏った契約書を提示しても、買主は気づかないかもしれません。
取り引きにおいてトラブルが生じた場合も、専門知識を持つ不動産会社に頼れない点は、売主直売物件のデメリットです。
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売主直売では物件の選択肢が少なくなる
売主直売のもう1つのデメリットとして、物件の選択肢が少ない点も挙げられます。
売主直売の場合、売主が所有している物件の中からしか選べません。
売主によっては、所有する物件がとても少なかったり、物件の種類に偏りがあったりする場合があります。
一方、不動産会社を利用すれば、複数の売主が所有する物件から自分の希望条件に近い物件を見つけられるため、選択肢を広げることができます。
総合的に考えると、一般的には不動産会社を利用して物件を購入するほうが多くのメリットがあるでしょう。
売主直売での取引に向いている方は、不動産の専門的な知識があり、不動産会社の助けを得ずに交渉を有利に進められるごく一部の方といえます。
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まとめ
売主直売物件は、直接売主に要望を伝えられる点や仲介手数料がかからない点がメリットです。
一方、交渉や書類の作成などにおいて不動産会社のサポートを得られず、足元を見られるデメリットもあります。
不動産の専門知識を持つ方にとっては売主直売を有利に進められる可能性がありますが、大多数の方にとっては不動産会社に依頼するメリットのほうが多いです。
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オールハウス メディア編集部
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