夏や冬でも家の中で快適に過ごすのであれば、エアコンは欠かせません。
しかし、エアコンにはさまざまな種類があるうえに、製品選びを間違えると不便な思いをします。
今回は、エアコンのサイズの選び方や失敗しないための注意点を解説するので、参考になさってください。
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エアコンを購入する前に確認するべき事項
まずは、室内機の設置場所を確認してください。
壁掛け用のエアコンは、十分なスペースがなければ設置できないからです。
具体的には、側面・天井ともにメーカー推奨の5～10cm以上のクリアランスを確保するなど、製品ごとの設置基準を確認なさってください。
同様に、室外機は建物から離して水平に置く必要があるため、その設置スペースも確認が必要です。
側面と背面は5cm、前面は25cmの空間がなければいけません。
冷房をメインに使うなら直射日光が当たらないところ、暖房をメインに使うなら日なたなど暖かい場所に置いてください。
エアコンには専用のコンセントが必要であり、増設の際には工事が必要です。
コンセントは電圧と電流によって4種類があり、コンセントが合わなければ使えません。
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エアコンのサイズの選び方
失敗しない選び方は、畳数からです。
部屋に対してエアコンのサイズが小さいとパワーが不足し、その結果、夏は涼しくならず冬は暖かくならないのです。
電気代もかさんでしまうため、おすすめできません。
また、カタログには3畳～6畳といった具合に記載されていますが、このカタログにも注意が必要です。
3畳～6畳で使えるわけではなく、木造平屋南向き住宅で3畳、鉄筋マンション南向き中間層が6畳となります。
そのため、木造住宅にある5畳の部屋であれば、もっと大きいサイズが必要です。
木造よりも鉄筋のほうが、密閉率が高いため、鉄筋住宅であれば小さい製品を用意する必要があります。
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エアコンの選び方で失敗しないための注意点
サイズ表記を間違えないのが、選び方で失敗しないための注意点です。
9畳～12畳と記載されていれば、木造住宅で9畳まで使えますが、大きさを間違えると、夏や冬を快適に過ごせないばかりか、電気代がかさみます。
同じ広さでも条件によって選ぶべきサイズが異なるため、たとえば地域の気候、断熱・遮熱を施しているかを見てください。
暖房に使う場合はパワーが必要という注意点があるため、暖房をメインに利用する際には大きめの製品を選ぶのが良い選び方です。
7畳の部屋で暖房をメインに使う場合は、7畳用のエアコンを使うと、暖房の効き目が悪くなります。
ちなみに、南向きの部屋は日光が入りやすいため室内が熱くなりやすく、冷房でも負荷が大きくなります。
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まとめ
エアコンを購入する前に、室内機や室外機の設置スペースを確認しておいてください。
選び方で失敗しないためには、サイズ選びがもっとも重要です。
木造住宅は、鉄筋造の住宅よりも密閉性が低いため、大きいエアコンが必要です。
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オールハウス メディア編集部
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