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土地購入前に用途地域を確認!第一種中高層住居専用地域の建築制限も解説

土地購入前に用途地域を確認!第一種中高層住居専用地域の建築制限も解説

土地を購入する際には、建てられる建物の種類や周辺環境の整備状況を把握することが大切です。
とくに、第一種中高層住居専用地域では、住居を中心とした用途制限によって静かな住環境が確保されています。
本記事では、この地域の概要や建築可能な建物、そして土地購入時のメリットと注意点について解説いたします。

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第一種中高層住居専用地域とは

第一種中高層住居専用地域とは、都市計画法で定められた用途地域のひとつで、中高層の集合住宅を中心とした居住を目的とする地域です。
この地域では、主に住居としての用途が重視されており、住民の生活環境を保護することが基本的な目的となっています。
用途制限により、騒音や混雑の原因となるような、大規模商業施設や遊興施設などの建築は制限されており、静かな環境が保たれやすい点が特徴です。
また、低層住居専用地域に比べて建築可能な建物の高さ制限がゆるやかで、集合住宅や中高層の建物も一定の条件のもとで建築できます。
このように、第一種中高層住居専用地域は、利便性を確保しつつも、住宅中心の落ち着いた街並みを形成することを目的としています。

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第一種中高層住居専用地域で建てられる建物

この地域で建てられる主な建物は、一戸建て住宅、共同住宅、寄宿舎や下宿などの居住系建物です。
一定規模以下の病院や大学、図書館、介護福祉施設など、地域住民に必要な公共性の高い施設も認められています。
ただし、飲食店や物販店舗、事務所などの非住宅用途の建物については、延べ面積や階数に制限があるうえ、建築自体が制限されることもあります。
一方で、パチンコ店やカラオケ店、ホテル、工場、大型商業施設などは、建築することができません。
このように、住環境を守るために、建てられる建物の種類が細かく定められており、安心して暮らせる環境が維持されているのが特徴です。

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第一種中高層住居専用地域の土地を購入するメリット・デメリット

この地域の土地を購入するメリットは、静かで落ち着いた住環境が確保されている点です。
周囲には、住居や教育・福祉関連の施設が中心となるため、子育て世帯や長期的な居住を希望する方にとって魅力的な環境といえます。
さらに、中高層の建物が建てられるため、土地を有効に活用しやすく、賃貸併用住宅や小規模な集合住宅としての活用も見込めます。
ただし、周囲に3階建て以上の建物が建つことも多いため、日当たりや風通しに影響が出る場合がある点には注意が必要です。
また、用途や構造に制限があることで、建築プランの自由度が下がることもあり、土地購入前には事前の確認が欠かせません。

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第一種中高層住居専用地域で建てられる建物

まとめ

第一種中高層住居専用地域は、中高層住宅を中心にしながらも、住環境を重視した用途地域です。
住居や一部の公共施設が建築可能で、周囲と調和した暮らしやすさが魅力となっています。
購入時には、日当たりや建築制限に配慮しながら、将来的な活用方法も見据えることが大切です。
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